クンブメーラーは、4年に1度、4つの大聖地で行われるヒンドゥー教の大祭です。
参加人数は1億人を優に超えることも多く、世界最大の祭と言われています。
4年に1度とは言え、参加人数があまりに多いため私たち外国人が安心して参加できるのは今回のプラヤーグラージ(アラハバード)の祭にほぼ限られると言っていいかも知れません。
つまり12年に1度のチャンスになります。
私ガネーシャギリは過去2001年、2013年とこの祭りを見てきました。おそらく人生で目にすることのできる最大のイベントと言えるでしょう。
またアッサム州のカーマキャー寺院はインド全土に51か所ある女神の聖地の中で最も重要度が高い聖地と言われています。ここには古い歴史をもつ土着の女神たちが10柱祀られています。
私は2018年にこの地を訪れましたが、その時に非常に大きな霊的な収穫と物質的な収穫がありました。まさに人生が全く変わってしまったのです。
この2つの聖地を訪れることにより得難い最高の幸運を手にすることができるかも知れません。
よろしければご一緒しましょう。
アラハバード、ハリドワール、ナーシク、ウジェインの4つの聖地で3年ごとに場所を替えて行われているヒンドゥー教の大祭です。
ヒンドゥー教の天地創造神話『乳海攪拌』では、神々が秘宝がつまった壺を楽園に運ぶ途中に、12日の間に4ケ所でその壺を置いて休み、不老不死の霊薬「アムリタ」の雫をこぼしていった場所が、アラハバードを始めとする、クンブメーラーが行われる4ツの聖地とされています。神の1日が人間界の1年に当たりますので、12年に一度4つの聖地でこの大祭が行われております。
ヒンドゥー教徒は今生の信心と業(カルマ)で来世の宿命が決まると信じており、繰り返す輪廻転生のカルマから解脱(モクシャ)することを最終目標とし、魂に積んでしまった罪や汚れを取り払うために沐浴いたします。
ところがクンブメーラーで沐浴をすれば、この解脱(モクシャ)が得られると信じられています。そのため、インド中から多くのサドゥ(修行者)や一般の人々が集うことになるのです。